外国人と会話をしていてどう言ったらいいかわからなくなった時、あなたならどうしますか。
とにかく何か思いついた単語を口に出してください。
ジェスチャーも有りです。^^
この動詞にSが付くのかな…とか、
過去形はなんだっけ…とか
考え込んでしまうと先に進みません。
もちろんそういう事も大事なのですが、最初は、とりあえず何か単語を口することで相手に伝わります。
黙り込んでいてはますます相手は、こちらが理解していないと思ってしまうのみです。
もし間違っていても、
相手が「○○○ってこと?」と
聞きなおしてくれることもあるので、会話が先に進みます。
とにかく、間違う事を恥ずかしがらず、声を大きくして言えば、
自信をもっているようにみえるので、それだけで得です。
我が家の例ですが、私の両親は英語を話せません。
母はNHKのラジオ講座を聞いたりしていたので、ある特定の表現は英文にすることができる程度です。
一方、父は全然英語に興味なしです。
仕事上、父のお店に外国人が来る事があるので、その時はもっぱら片言のカタカナ英語です。
そして、私の旦那様。
日本語話せません。
大工さんなので、物作りはとても几帳面で丁寧です。
ですが、語学に関してはあまり得意な方ではないです。
さて、問題です。^^
私が外出中の時、
主人が私の両親とコミュニケーションを取らねばいけない時が有ります。
私の父と母、どちらの英語がイングリッシュスピーカーにとって理解しやすいでしょうか。
スミマセン… こんなくだらない質問をして。(汗)
でも、主人曰く私の父の英語の方が理解しやすいそうです。
理由は父の英語の方が大きな声で、はっきり言っているし、鍵になる言葉を言ってくれるからだそうです。
確かに、私もそんな場面に実際に居合わせたので、
自分をイングリッシュ スピーカーの気持ちして状況を判断してみました。
確かに…英語を勉強したことがあり、英文を一生懸命作ろうとしている母の意図は
日本人であれば、日本語がわかるので、英語で何が言いたいのか組むことができます。
しかし、父の片言のカタカナ英語の方が、要点を付いている!
しかも、大きな声で、ゆっくりと言ってくれるので、自信があるように聞こえるのです。
母の英語は、文を作ろうとしていて尚且つ、速く発音しようとしているのか、
かえってゴチョゴチョと聞こえてしまうのです。
結果、日本語の訛りがある英語を早口で言われてしまうと聞き取りづらくなってしまうのです。
さて、私が英語を勉強していたときに心がけていた事なのですが、
英語は英語で覚えるようにしました。
なぜなら、日本人だって、日本語を話すときに何かから訳して話しているわけではないですよね。
日本語としての意味がおかしくないかどうか、
そして日本の習慣にあっているかを考えるくらいですね。
英語を話す時も同じ事が言えると思うんです。
言葉はその文化や習慣から生まれてくるものだと思うのです。
例えば、誰かがくしゃみをしたときに、英語圏では
「bless you」(God bless you)
と周りにいる人が言う習慣があります。
そして、言われた人は「Thank you」と応答するのです。
ここで余談ですが、一応、疑問に思う方のために説明しておくと、
God bless you に3単元のsが付いていませんが、
実は、May God bless youのMayを省略しているので、sは付かないのです。
そこで、日本語的に考えて、
「大丈夫かな」と思って
「Are you alright?」(大丈夫?)
と聞いたとしたらきっと相手に「キョトン」とされてしまうでしょう。
英語圏では英語圏なりの文化と慣習があるので、
もうそれは日本語に直訳できないものとして受け入れて行くしかないと思っています。
日本語もそうですよね。
「よろしくお願いします。」とか
「お先に失礼します」なんて
英語に訳せません。
だから、わたしは日本語から英語に訳すのを辞めて英語は英語で理解できるように心掛けてきました。
例えば、「リンゴ」というものは何かを理解するのに実際に見て、触って、
食べてみた方が印象に強く残るし「リンゴ」という概念が理解しやすいです。
これを「apple」は「リンゴ」と訳してしまうと頭だけの理解になり、記憶にも残りにくいです。
それに、訳す癖が残ってしまうので、会話に間が空いてしまうのです。
今でも、分からない単語が出て来たときは英英辞典で調べています。
はじめは慣れるまで、自分が理解した概念が本当にあっているのか不安で
日本語でチェックしてた時もありますが、慣れてくれば大丈夫です。
自分の経験から言えるのですが、
英語を話す前に頭のなかで訳していると時間がかかりますね。
相手と会話をしていて、反応が遅いと結局相手は、「理解していないんだな」と思いがちです。
なので、頭の中で訳す癖を少しづつ外していきましょう。
とはいっても、やはり初めは難しいです。
だから、このサイトで何回もふれいていますが、
アウトプットを日ごろからやる癖を付けてください。
日記を英語で書くとか、
ショッピングリストを英語でかいてみるとか
独り言でもいいから、英語でブツブツ言ってみるとか…
とにかく毎日してみることです。
「塵も積もれば山となる」で少しづつ自分の力になっていきます。
I will try as far as I can do it.
Excellent! I can help you with that. See you at the English lesson. 🙂