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12月になると、もう至る所でクリスマスの雰囲気がバッチリ。
ニュージーランド航空が最近クリスマスビデオを発信したので、ちょっと紹介します。
ニュージーランド航空はいつもユーモアに富んだビデオを作るので、大好きです。
まずは、そのクリスマスビデオをご覧ください。
では、解説しますね。
基本的な母音の変化です。↓
ア・エ・イ・オ・ウの母音の順番で、基本的に右に音が移動します。
オの音とウの音は基本、そのまま変化ありません。
英語のスペルはイギリス英語と同じですが、母音の音が少し変わるだけです。
AがEに、EがIに、IがUにです。
だから、たまに聞き手を混乱させてしまう事があるのですね。
それで、このビデオはニュージーランドアクセントに戸惑ってしまったサンタさんのお話です。
だから、ビデオの初めの部分で鐘がなってニュージーランドの表示が出た時に、一瞬、沈黙、そしてためらいと一緒にため息が起こったわけですね。
ビデオでニュージーランド人が話した英語 →→→ サンタさんが聞き取った英語
Hello, Santa, It’s Adam. → Hello, Edim
I want a new bed. → You’d like a new beard.
A piggy bank → A puggy bank
Right, Tim → Right, Tum
(Timは人の名前です。)
Tim from Timaru → Tum from Tumaru
(Timaruは南島にある地名です。クライストチャーチから南西157キロのところです。)
A basketball for Ben → A biscuit ball for Bin
An airlane for Wendy → An ear plane for Windy
(Wendyも人の名前です)
A book of magic tricks → A book of magic trucks
A big screen TV → A bug screen TV
Merry Christmas → Mirry Christmus
いかがですか。少しは笑いのツボが見えてきたでしょうか。
そう言えば、ニュージーランドに居る主人の甥っ子もBenという名前なのですが、みんなBinと発音しています。
だから私も ‘Hello, Bin’と呼んでいます。^^
ところで、ニュージーランドが大好きな日本人の方も多いと思います。ニュージーに旅行に行くなら夏真っ盛りの2月がおすすめです。
ニュージーは英語のアクセントが強いから、「ちょっと…」と考えてしまいますか。
イヤイヤ...何を仰る。...アメリカ英語だけが英語ではありません。
イギリス英語にも地域によって訛りがあるし、シンガポール英語にも訛りがありように、ニュージーランドにも訛りがあります。
それがキャラです。
キャラが強いからと言って、海外の英語話者との会話に支障はありません。
もし、聞き取れなかったら、
I couldn’t catch it. Can you say that again?
(聞きとれなかったから、もう一度言ってくれる?)
と聞く事ができます。それでも、わからなかったら
Can you spell that?
とスペルを聞くと、その聞きとれなかった単語がわかりますね。
では、最後に、このビデオの中で使われいた表現を一つ取り上げます。
プレゼントを準備していたおじさんが、耳の羽が付いた飛行機をもって、こう言っていたのを聞き取れましたか。
‘It’s growing on me’
Grow onで、「誰か、もしくは場所や物をだんだん好きになると言う意味」です。
なので、このおじさんも、変なクリスマスプレゼントの注文ばかりなので、腹を立てていましたが、
しまいには耳の羽が付いた飛行機が好きになってきたという事なのですね。
私はニュージーランドに住み始めた当初、はっきり言ってニュージーランドの事が嫌いでした。
でも、住みなれてきて、クセのある英語にも愛着を感じるようになり、
New Zealand began to grow on me.
(ニュージーランドがだんだん好きになりはじめました)
今では、ニュージーランドのクセも楽観的な国民性も含めて、
I love New Zealand. (ニュージーランド大好きです)^^
では、Have a wonderful Mirry Christmus! (ステキなクリスマスを~)
オット~ Have a wonderful Merry Christmas!