英語で「Thank you」と言ったときに
ありがとうを伝えきれていない感じを経験したことがありませんか。
「ありがとう」と日本語でいったほうが、
気持ちが一緒に付いていく感じがするけど、英語だと気持ちが付いていかないと言う経験・・・
わたしはそういう時期がありました。
あなたはどうですか?
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でも、何回も場をふんだり、同じ言葉をひとり言で行ったりして練習しておくと、
実際の場面で気持ちも自然と付いて行くようになります。
今までつかっていなかったので当然ですね。
何度も使うようになって、言葉と一緒に気持ちも付いて行くのです。
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日本語では「よろしくおねがいします」とか、
「お先に失礼します。」
「お世話様です。」
という表現がありますね。
日本の文化では、そのような表現が人間関係をスムーズにしたり、
相手に好印象を与えたりするものです。
日本の文化をそのまま当てはめようとして、
英語ではどういうのだろうと考えたことがあるかもしれませんね。
でも、英語ではこのような表現をしないので、
文字通り訳してしまうと、何だか変な英語になってしまいます。
文化が違えば、表現の仕方も違ってくるのです!
つまり、その文化それぞれの表現の仕方があるので、それを見につけていった方が、
よりスムーズにネイティブとコミュニケ―ションがとれます。
具体的な例をあげると日本では家に帰ると
「ただいま~」と言い、
家にいる人が「おかえり~」と言うのが普通ですね。
「ただいま~」という元気な声が聞こえないと
「あら、どうしたのかしら…?何かあったのかしら?」
と考えてしまいますよね。
英語の場合は
「ただいま~」を文字通り訳すと
「I’m home」ですが、日常生活でこのように使う事はありません。
むしろ、How was your day?とか
学校から帰ってくれば、How was your day at school?とか
仕事から帰ってきたり、お出かけから帰って来たときなど
Did you have a good day?などと聞く事が普通です。
そして、私が慣れるまでしばらく時間がかかったのが、
‘How was your weekend?’とか、
‘Did you have a good weekend?’です。
仕事の同僚に毎回、毎回、週明けに聞かれるのです!
もう、頭は仕事の事で一杯なので、
月曜日に、週末の事を聞かれても
「週末、何したっけ?」と
どんな風に過ごしたかと言う事すら忘れてしまっていることが多いのです。(汗)
Good とか That was great.
で済ます事もできますが、それでは会話が進みません。
I had a nice time with my family, and went to ○○○○…
(家族と楽しい時間を過ごしたわよ。そして、○○にでかけたの)
と、少つけ加えることで、会話が弾みます。
英語の言葉に自分の気持ちが付いていかない時
個人的な例ですが、
英語を話したいと思って一生懸命だった時、
自分が話す英語に気持ちが付いて言っていない気がして違和感を感じました。
なんだか「口先だけ言っている」っていう感じです。
これは私たちが英語を学ぶときに感じるだけでなく、
逆の立場で外国人が日本語を習得する際にも通る壁です。
みんな同じ道を通るので、ここで「自分の気持ちが伝えにくい」と感じてストップせず
他の表現の仕方ができないか考えることもできます。
もしくは「自分の国ではこういう意味の言葉を言うのよ。」と
伝えることで、相手に自分の気持ちを伝えることができるだけでなく、
自分の文化を少し紹介することにもなるのです。
何だか、ぶつかる壁に付いてのテーマが
「文化の違い」についての話になってしまいました。
でも、これもぶつかる壁の一つです。
今までの自分が育ってきた文化や社会で学んだ事が相手の文化にまるっきり適用できない事も多々あります。
そんなとき、私は頭の中が混乱状態でした。
でも、そんな事にめげず壁にぶつかった時は、ちょっと一歩下がって
周りを見渡す心のゆとりをもつようにすると自分の立ち位置が見えてきます。
後は、時間が解決するのみ。
それまで、継続し続けること。
言う事は簡単なんですけどね…^^;
お互いに前進あるのみ。
ゆっくり前に進んでいきましょう。^^
そして、最後に…
何事も物事を習得する時に壁にぶつかります。英会話も同じです。
自分が今いるレベルより
更に上に上がろうとするとき壁を感じるものです。
こんな時こそ
「get out of your comfort zone!」です。
つまり、気持ち的に心地よい(comfort zone)
ぬくぬくした中にいたのでは何事も成長しません。
成長したければ、今までの慣れ切ったぬくぬくした居心地がいい中から抜け出して
自分よりレベルが上の事にどんどんチャレンジしていくしかありません。