ニュージーランドのクリスマスツリー

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ニュージーランドのポフツカワ

 

 

もうすぐクリスマスですね。

みなさんの家ではクリスマスはどうやって過ごしますか。

今年の我が家は、オランダにいるので主人の親せきの家に行ってクリスマスを一緒に過ごします。各家庭、お互いの子供たち全員にプレゼントを用意しますが、大人の間ではちょっと違うやり方で楽しみます。大人に対しては設定予算最大10ユーロの中で、大人各自がそれぞれ「ほしいものリスト」を書きます。それを後はくじ引きするだけ。くじを引いて当たった人の「ほしいものリスト」のなかから、選んでプレゼントを購入します。最近はオンライン上でそのくじ引きができるので、便利です。^^

さて、このクリスマスの時期は南半球は夏です。ニュージーランドも夏真っ盛り。雪が降り積もるようなクリスマスと言う雰囲気はまったくありません。でも、家の外観をライトアップしたり、サンタクロースやトナカイのライトアップで庭をにぎわせる方もいます。家の中にはおなじみのクリスマスツリーを飾り、プレゼントをツリーの下に置いておきます。

「ニュージーランドのクリスマスツリー」

「ニュージーランドのクリスマスツリー」という愛称で親しまれているPohutukawa(ポフツカワ)の木を紹介しますね。この木の名前はマオリ語です。ニュージーランドの原住民はマオリの人たちなので、マオリ語もニュージーランドでは使われます。Pohutukawa(ポフツカワ)という木の名前を見てもらうだけでもわかるように、マオリ語は子音、母音、子音、母音の順で音が成り立っている言語なので、日本人にとっては発音しやすく、比較的覚えやすい名前です。この木はクリスマスの時期になると咲きはじめます。そして、色合いも緑に真っ赤な花・・・クリスマスにピッタリの色の組み合わせでしょ。^^ 上の写真がポフツカワの木です。もうちょっとクローズアップしたのが下の写真です。

ニュージーランドのポフツカワの木

ニュージーランドのポフツカワの木

初めてこの木を見たときは、靴を洗う時に使うブラシのような花を付けているなぁと思ったものです。でも、とても色が鮮やかで、ニュージーランドの夏の雰囲気を盛りたててくれます。花が散った後も、木の根元の周りは真っ赤なじゅうたんになり、それもまたステキです。

ニュージーランドの12月25日はクリスマスを家族で祝うので、お店はすべて閉まっています。だから、ショッピングは24日までに済ませます。そして、26日はBoxing Day (ボクシングデー)という休日です。

26日はBoxing Day (ボクシングデー)という休日

初めは、スポーツのボクシング??と思ったので、どうしてクリスマスと関係があるのだろうと思ったものです。いろいろな諸説がありますが、Boxing Dayの由来は、昔、使用人たちがクリスマスも一所懸命働いてくれたので、翌日に家族と過ごせるようにと箱のプレゼントをもたせたのがきっかけのようです。

以前、ニュージーランドでBed & Breakfast(ベッド&ブレックファスト)という日本で言う民宿を経営し始めたころ、お掃除の仕事も副業でしていました。クライアントの家に行き、お掃除など頼まれた事を時間内にするお仕事です。そして、クリスマス前の最後のお掃除のときには、どのクライアントもみんなわたしにチョコレートや小さな箱のプレゼントをくれました。感謝の気持ちをこめて、使用人にプレゼントをわたした昔の名残かなと思いました。^^ やはり、感謝されるって、うれしいものですね。

さて、話しは元に戻りますが、だいたいニュージーランド人の休暇の過ごし方は、12月25日は家族と過ごし、26日からキャンプなどに出かけることが多いです。もしくは26日のBoxing Dayにショッピングに出かける人も多いです。Boxing Dayはクリスマスで売れ残ったものを含め、大安売りをする日で知られています。

そして、みんな休暇から戻ってきて、通常の生活に戻るのはだいたい1月半ば頃です。

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