キウイって何? 

New Zealand English

Kiwi English(キウイ英語)って、

聞いたことがありますか。

結論から言ってしまうと、つまりニュージーランド英語のことです。

ニュージーランドはキウイフルーツが有名ですよね。

日本でもZespri (ゼスプリ)というブランド名でニュージーランド産のキウイフリーツが出回っています。

余談ですが、キウイフルーツはもともと中国から来ました。だから、昔はChinese gooseberryとして知られていました。

中国で出荷用として収穫されていたというよりは、野生のキウイフルーツを摘んでいたと言う感じだそうです。

でも、ニュージーランドにChinese Gooseberryが持ち込まれました。

ニュージーランドの気候や土壌によくマッチしていたんでしょうね。

それで、1962年にニュージーランドから海外に輸出する際に、はじめてキウイフルーツと呼ぶようになったんです。

それ以来、次第に定着していったわけです。

 

それで、ニュージーランドではキウイと言うと…

  • 飛べない鳥のキウイ
  • ニュージーランド人
  • フルーツのキウイ

をさします。

英語では、フルーツのキウイはkiwifruit(キウイフルーツ)と言うので、注意してくださいね。

もし、Kiwi(キウイ)とだけ言うと、鳥のキウイかニュージーランド人の事をさすので…

だから、キウイフルーツを食べたと言う時は、

I ate a kiwifruit this morning. です。

 

イギリスからの移民してきた人たちが多いニュージーランドで、

イギリスとは異なるという意味を込めて、自分たちの事をkiwiという愛称で呼びはじめました。

なぜキウイ?

ニュージーランド人は自分たちの事を

飛べない鳥のキウイと呼ぶようになったのでしょうか。

他の国だと、ワシとか強そうな生き物を象徴として使うのに…。

それは、第一次世界大戦のときに軍用バッチにキウイの鳥が描かれていたので、

自分たちのことをキウイと呼ぶようになったようです。

その他に、マオリ族の伝説がもっとしっくりくる説明をしてます。

 

大昔に、たくさんの虫がいて木を食い荒らしていたようです。

それで、森の神様が鳥たちに呼びかけて、

地上に降りてきて木が食い荒らされないように助けてくれるように言いました。

しかし、ほとんどの鳥は自分たちの翼を失いたくなくて、森の神様の呼びかけに答えませんでした。

でも、唯一キウイの鳥だけで、謙虚に呼びかけにこたえ応じました。

自分の翼をあきらめ、暗い湿り気のある地上に降りてきて森を食い荒らす虫から森を守っています。

だから、キウイバードは謙遜さと忠節のシンボルです。

 

ちょっと風変わりだけど、控えめなキウイ… わたし、好きですね~

まさしく、飾り気のない、地に足のついた国民性のニュージーランド人を象徴していると思います。^^

 

そんなニュージーランドに12年間住んでいたわたしは、

ニュージーランド英語を話します。

ニュージーランドはイギリスから移り住んできた人が多いので、スペルもイギリス英語です。

だから、このブログでもわたしのスペルはイギリス英語を使っています。

上記の内容は下記のyoutubeを参考にさせていただきました。

ありがとうございました。m(--)m